ジョージと鉛筆と。

  • かたちある記憶。それがジュエリー

    まもなく迎える38歳。 40代をどんなふうに生きたいか、妄想と想像を繰り返しながら、ひとり遊びしています。 自分の憧れる大人像は、白髪が増えても、背筋が伸びていて、いくつになっても好奇心を忘れない人。自分を持ち、趣味が多く、この広...

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  • 太陽を追いかけ、オーメンが導く。

    こんがりと、こんなに肌が焼けたのはいつぶりだろうか。 太陽を追うように、3週間かけてヨーロッパ各地──パリ、リスボン、プーリア、フィレンツェ、そしてマヨルカ島を巡った。 南イタリアのプーリアでは、出産を控えた友人に会いに。この“イ...

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  • 愛を悟る、愛は旅路

    悟るとは、なんと難しいことだろう。 すべてを無にし、その“無”にすら集中する。 でもあるとき、賢明な人がこう言った。 「悟りとは、ひらめきである」と。 ——そうであれば、 自分は案外“悟りやすい体質”かもしれない。 自分をクリエイティ...

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  • 人柄と物柄をつなぐ、知恵の輪。HASSOUパズル チェーン。

    「物柄(ものがら)」という言葉がある。人や物、事柄が本来持っている性質や背景、成り立ちを指す。現代ではあまり耳にしない、古風な日本語。 その言葉を初めて聞いたのは、茶筒ブランド・開化堂の6代目、八木隆裕さんと工芸の話をしていたとき...

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  • リンパの流れのように。

    ──ミラモアの象徴、金魚の話。 今思えば、ちゃんと話したことがなかった。 僕の右手首には、赤を基調に、紅赤、朱色、黄色がグラデーションに混ざり合い、水の流れを感じさせるような長い尾ひれをもつ金魚のタトゥーが泳いでいる。 フォルムに...

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  • 火の鳥とピラミッド、僕はデザートを。

      小雨が降り始め、一段と寒くなったある日の夕方。本当は店頭に立つべきだったのだけれど、放っておくと僕にはサボり癖がある。ふと思いつきで、六本木の森美術館で開催されている「手塚治虫・火の鳥展」と「古代エジプト展」を同時に訪れることに...

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